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医療法人・健英会
 鍜治田クリニック 
内科
消化器内科
 
奈良県奈良市北登美ヶ丘
3−12−15

0742-52-3001
院長 鍜治田英俊


急性肝炎 B型肝炎 C型肝炎 急性虫垂炎
ノロウイルス 潰瘍性大腸炎 肺炎球菌感染症 大腸がん



 機能性胃腸症とは?
  機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)とは、検査をしても、潰瘍や癌などの異常が見つからないのに、胃の不快な症状が続く病気のことです。以前は神経性胃炎・慢性胃炎などと呼ばれていました。
以下のようなことが起こります。
  1. 胃が広がらない。...食べ物が入っても胃の上の部分が広がらず、すぐにお腹がいっぱいと感じてしまい、食べられ なくなります。
  2. 食べ物を送り出せない
    胃の蠕動運動が弱くなって、十二指腸に食べ物を送りにくくなり、胃に食べ物が長く残り胃もたれになります。
  3. 胃や十二指腸の知覚過敏
    胃液や運ばれてきた食べ物に対し、胃や十二指腸が過敏に反応しやすくなります。

    何故このような事が起こるのか まだよくわかっていませんが、精神的なストレスや疲労などが胃の機能に影響を与え、症状を引き起こすと考えられています。 
 特徴的な症状
    主に2つの特徴的な症状があります。
  1. 食後愁訴症候群
    あまり食べていないのに、すぐにお腹がいっぱいと感じてしまい食べられなくなる
    (早期飽満感)
    食後の胃もたれ
  2. 心窩部痛症候群
    上腹部に痛みを感じるタイプ(みぞおちの痛み、みぞおちの焼けるよう感じ)

    これらの症状のうち、一つ以上が3ヶ月〜数ヶ月以上続いていて(毎日症状がある場合や 週に1〜数回 断続的に現れる場合も含む) 胃の検査をしても異常が発見されない場合に 機能性ディスペプシアを疑います。 
 診断と治療について
   検査としては、潰瘍や癌がないかを確認するため 胃透視・胃カメラ・超音波検査・胸部レントゲンのほか 血液検査や便尿検査などをおこないます。治療は症状を軽くすることが目的となります。

薬物療法 ・・・低下したり過剰になりすぎている胃や腸の運動機能を正常な状態に近づける薬
         胃酸の分泌を抑える酸分泌抑制剤

機能性ディスペプシアは、命にかかわる病気ではありませんが、他の病気が隠れている場合や 放置しておくと生活の質が低下しますし、治りにくくなります。症状に心当たりのある方は、消化器内科専門医である鍜治田クリニックにお越しください。 
 ライフスタイルの見直し
     機能性ディスペプシアは、治療を開始すればすぐに治るというものではなく、時間が必要です。
医師の診断を定期的に受け、薬を服用しながら胃に負担をかけず、ストレスを上手に解消する生活を心がけましょう。
日常生活のポイント
 睡眠を十分にとりましょう。
 禁煙をしましょう。
 アルコールを控えましょう。
 適度な運動をして新陳代謝を上げましょう。
 自分なりのストレス解消法を見つけましょう。
 食事のポイント
 1日3回 規則正しい食事を心がけましょう
 食べ過ぎを控え 腹八分目をにしましょう。
 ゆっくりよく噛んで食べましょう。
 食後は休憩を取りましょう
 脂肪の多い肉や魚、塩辛いもの、刺激の強い香辛料は控えめにしましょう。  

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