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内科
消化器内科


奈良県奈良市北登美ヶ丘
3−12−15
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検査日 
     
  当院では、月曜から水曜・金曜日の13時から16時、木曜日の午前中、土曜日の12時から13時に上部消化管内視鏡(胃カメラ)を行っております。
ご都合の良い時間、曜日に合わせることが可能です。
比較的冬場1月〜4月、夏場の6月〜8月はカメラの予約が入れやすいので 定期的に検査されている方は、この時期を選んでいただく方が良いと思います
なお、初診当日に内視鏡を希望される方は、事前に電話でご相談ください。
     
 上部消化管内視鏡(胃カメラ)とは?
   内視鏡検査とは、食道・胃・十二指腸などに 先にビデオカメラが付いた柔らかい管を入れる検査です。
当院では、先端が5.3mmの鼻から入れる『経鼻』 口から入れる『経口』の両方を行っています。
経鼻内視鏡では、舌の付け根を通らないので経口に比べて吐き気や不快感が大幅に軽減できます。
しかし、鼻の病気(ポリープなど)や鼻の変形の強い方の一部で挿入出来ない方もおられますので事前にご相談ください.
院長は、消化器内視鏡学会指導医として 内視鏡検査や治療の数多くの経験を持ち、指導をしてまいりました。
 当院においても異常病変の早期発見を行っております。 

経口と経鼻の太さの違い 
       
 上部消化管内視鏡(胃カメラ)でわかること


  
 内視鏡検査は、食道・胃・十二指腸を直接見て その色や形・凸凹の具合から癌やポリープ・潰瘍を探します。必要な場合は粘膜の一部をつまみ取り(生検)癌でないか調べたりします。
早期に微少な癌を見つけることが出来る最も優れた検査です。
ハイビジョンで診る胃内視鏡を行っています
経口内視鏡になりますが、画質が向上し特殊光(NBI 峡帯域光観察)など十分な光量で観察でき、腫瘍の発見や癌の判定に威力を発揮しています。
ABC検査をお勧めしています。
内視鏡検査を受けるかどうか悩まれておられる方にお勧めしています。抗ヘリコバクタピロリ菌抗体とペプシノゲンを検査することにより 胃癌の危険性が高いかどうかを調べることが出来ます。この検査を利用して胃癌にかかりやすい人を効率的に探す事が出来 胃内視鏡を受けていただく適切な間隔を決めることが出来ます。 
胃カメラ画像  
 鼻からの内視鏡のメリットについて(経鼻内視鏡) 
   1,,挿入時の吐き気や息苦しさが少ない
2,検査中に会話が出来る
3,鼻やのどの病気を検査できる  
 内視鏡(胃カメラ)の受け方 (一般的な方法) 
     
内視鏡画像の説明
   
胃内部通常光観察  通常光観察

通常光観察では胃角部(胃の折れ曲がりのところ)にやや赤い陥凹病変(周りに比べて凹んだ病変)を認めます。
中央部分に盛り上がったところが
有り早期胃癌を疑います。
内視鏡検査では、まず通常光で観察します異常があると、NBI (Narrow Band Image)や色素内視鏡を行い、病変を確認した上で、組織検査を行うかどうかを決めます。
内視鏡手術を行うことが前提の場合、病理検査を行わないこともあります。
当院で見つかった胃癌の症例です。
左の3つの写真は全て同じ方の胃の写真す
(ご本人の同意を得て掲載させていただいています)
早期胃癌だったため、紹介先で内視鏡手術のESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)で完全切除されました.。
この方はピロリ菌除菌後 7年目でした。
当院では除菌治療成功後も10年以上15年くらいまで内視鏡で胃癌のスクリーニング検査をお勧めしています。
  
色素内視鏡観察画像 色素内視鏡観察

色素内視鏡では、同部に酢酸と青い色素をかけて少し時間を待ちます。正常部分は青く染まり、陥凹部分は赤くなり腫瘍の境界が強調されます。 
NBI観察画像 NBI(峡帯域光観察)観察

NBI (Narrow Band Image) で見ると、正常部分は緑がかって見えますが、腫瘍部分は 焦げ茶色に見えて明らかになります。
(Brownish lesion)